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加えてエストロゲンが血液中に増加しなければ、脳下垂体からの黄体化ホルモンの分泌も促進されません。卵巣内に黄体化ホルモンが分泌されなければ成長した卵胞を破裂させるものがいないため、排卵は起こらない。これが無排卵と呼ばれる現象です。
ここまで完全にホルモンのバランスを崩さなくても、例えばいざ黄体化ホルモンを分泌するという時期にたまたま不規則な生活が続いていたりすると、エストロゲンは分泌されていて、子宮内幕はある程度形成されていても、排卵にいたらず、プロゲストロンも分泌されない。それでも妊娠していない事は事実な訳ですから、形成した子宮内幕は体外へ排出します。即ち、生理はあっても排卵がないという状態になります。
こうしたホルモンバランスは、一度崩してしまうとすぐには元に戻らないのだそうです。それだけ女性の体は精密に作られているという事なのでしょう。ゆえに、日頃からホルモンバランスをしっかり考え、規則正しい生活や栄養のバランス、そして上手なストレス解消法などを心がけておく必要があります。
成人男性の精子はある程度の時期まで製造され続けます。中には一生製造を続けている人もいるようです。しかし、女性の原始卵胞は赤ちゃんの時が最も多く、加齢とともに減少して行きます。しかも、排卵するのは1回の生理周期中にたったの1つで、その卵子が受精出来る期間は、排卵の3日ほど前から排卵後24時間以内だけだと言われています。そう、妊娠を望む2人にとって、卵子はとても貴重なのです。